沖縄三線と工芸品の店くくる

*

ホーム沖縄三線 / 三線の歴史と型

三線の歴史と型

歴史

三線は、中国の三弦(サンシェン)を起源とし、14世紀末には琉球に持ち込まれていたであろうとされています。その胴に張られたニシキヘビの皮は、当時盛んだったアジア諸国との交易によりミャンマーから持ち込まれていたようです。

その後三線は、琉球王朝時代に独自の発展を遂げ、「南風原型、知念大工型、久場春殿型、久場の骨型、真壁型、平仲知念型、与那城型」という七つの型が生まれました。

また、三線はその形が表すように邦楽の三味線も関わりが強いことでも知られています。大阪の堺に渡った三線が邦楽の三味線に発展、その発展した三味線が沖縄に渡り三線に影響を与えたとも言われています。

現代でも、三線は規格という枠にはまらず、職人の手によってひとつひとつ大事に生み出されています。人がそれぞれ違った声を持って生まれてくるように、ひとつひとつ大事に生まれてくる三線は、それぞれ違った音を持って生まれてくるのでしょう。

いつの時代も島唄とともにある三線の音は、祝福の音。沖縄のこころに響く音は、唄声のように優しいメロディーを奏でます。

三線の型

1.南風原型(フェーバラガタ)
最も古い型とされています。棹は細めで、天の湾曲が小さく平らな感じです。鳩胸はなだらかで盛り上がりがありません。
2.知念大工型(チニンデークガタ)
棹はやや太めで、天と鳩胸の中央部分に美しい稜線があるのが特徴的な型です。
3.久場春殿型(クバシュンデンガタ)
南風原の系統です。棹が最も太く、下へいくほど太くなっています。昔、いざという時には棍棒の代わりにしたと言われるほど丈夫そうな棹です。
4.久場の骨型(クバヌフニガタ)
棹は最も細く、全体的に南風原型を細目にしたような印象です。軽く、立って演奏するのに向いていると言われます。
5.真壁型(マカビガタ)
全体的に丸みがあり、棹は細めで、とても均整がとれた形をしています。最高の名器とされる盛島開鐘もこの型で、現在最も一般的な型となっています。
6.平仲知念型(ヒラナカチニンガタ)
棹は細めで、知念大工型を全体に細くしたような印象です。
7.与那城型(ユナグシクガタ)
棹は太めで厚みがあり、糸蔵が長く、天の湾曲が糸蔵の上から始まっています。範穴はやや後側に寄っています。

ページの先頭へ